Palikan.com ウイルス を削除するには

Palikan.com ウイルスは、Internet Explorer、Mozilla Firefox、Google Chrome、Safari にインストールされることのあるブラウザハイジャッカーです。プログラムはユーザーのブラウザ設定を変更し、インターネット起動ページとデフォルト検索プロバイダを取り換えます。一度に2つ以上のブラウザに影響を与えることもあります。どのブラウザが感染しているのか見分けるのは簡単です。感染したブラウザを開くと自分が設定していたページの代わりにIPalikan.com ウェブサイトが開かれます。

遺憾なことに、Palikan.com は見た目こそ普通の検索エンジンではありますが、その検索結果は信用できるものではありません。プログラムは、スポンサーウェブサイトの宣伝をベースにして結果を表示し、宣伝収入を得るためにユーザーをリダイレクトさせることもあります。Palikan.com ウイルスを取り除くには、Reimage, Spyhunter または StopZilla のような信頼できるマルウェア対策プログラムを使ってシステムをスキャンするか、記事の下に記載されているチュートリアルに従ってください。

Palikan.com ウイルスとは

Palikan.com ウイルスは、侵入する際に使う手段と、その後のシステム上での行動のために潜在的に望ましくないプログラムと考えられています。大量のリダイレクトを引き起こし、検索結果の中にたくさんの宣伝ウェブサイトを盛り込みます。さらにスポンサーページへのリンクを含んだ不特定のポップアップも表示します。 Palikan.com がインターネット起動ページおよびデフォルト検索プロバイダに設定されるので、ユーザーは満足のいく結果が得られないと分かっていてもそれを使わざるを得ない状況になるのです。Palikan.com ウイルスに一度ブラウザを乗っ取られると、インターネット起動ページとデフォルト検索プロバイダを他のページに変更するのはかなり厄介になることがあります。

このハイジャッカーのもうひとつの目的は、ユーザーのブラウジング習慣に関する情報を集めることです。ユーザーがどのウェブサイトを訪問したか、どんな検索項目を入力したかを記録し、その後その情報は第三者機関へと譲渡されマーケティング目的のために使われることがあります。プライバシーが気になるのであればPalikan.com ウイルスをできるだけ早く取り除きましょう。

Palikan.com ウイルスの流通方法

Palikan.com ウイルスは、インターネットから様々な無料プログラムをインストールした後にコンピュータに現れるようです。無料のPDFクリエイター、ミュージックプレイヤー、ダウンロードマネージャなどと一緒に付随プログラムとしてダウンロードされる可能性があります。コンピュータユーザーは、インストールの各ステップにより十分な注意を払い、付随ツールを提供している予めチェックの付けられた選択肢を外せばこのような余計なインストールは回避することができます。見知らぬプログラムのインストールを示唆するような選択肢からは必ずチェックを外しましょう。

Palikan.com ウイルスを取り除くには、以下のガイドに従って全てのステップを完了させてください。または、マルウェア対策プログラムを使って自動的に取り除くこともできます。

Palikan.com ウイルスの手動削除方法

Windowsコントロールパネルを使用してPalikan.com ウイルス を駆除する方法：

Palikan.com ウイルス のようなハイジャッカーやアドウェアの多くは、通常のWindowsのプログラムの様なコンポーネントや、追加のソフトウェアをインストールする。マルウェアのこの部分に関しては、コントロールパネルからアンインストールされる事ができる。その手順は以下である。

• 「スタート」から「コントロールパネル」を選択（旧Windows）、またはWindowsロゴキーから検索へ行き、コントロールパネルと入力する(Windows 8)
  
  
• 「プログラムのアンインストール」を選択する。
  
• プログラムのリストに目を通し、Palikan.com ウイルス に関連しているエントリーを選択する。 .
  
• 「アンインストール」または「削除」をクリックする。
  
• 多くの場合、アンチマルウェアプログラムは、関連したパラサイトを検出するのにより優れているので  Reimage、Spyhunter、そして Hitmanをインストールして、この感染に関係している可能性がある他のプログラムを見極める事をお勧めする。
  

ブラウザプラグインの中には、この方法で削除されないものもあるので、次の駆除ガイドも参照すべきである。

Palikan.com ウイルス をあなたのブラウザから駆除する

Top Google Chromeから Palikan.com ウイルス を駆除する方法：

• ブラウザのツールバーの三本線のアイコンをクリックし、「ツール」から「拡張機能」を選択する。
  
• 悪質な拡張機能を全て選択し、削除する。
  
• ブラウザのツールバーの三本線のアイコンをクリックし、「設定」を選択する。
  
• 「検索エンジンの管理」を選択する。
  
• リストから、不必要な検索エンジンを削除する。
  
• 「設定」に戻る。起動時セクションから「新しいタブ 」を選択する。（「ページを設定」のリンクから不必要なページを削除する事ができる。）
• もしあなたのホームページが変更されていたら、右上コーナーにあるChromeのメニューをクリックし、「設定」を選択する。「特定の１つのページまたは複数のページを開く」を選択し、「ページを設定」をクリックする。
  
• 新しい起動ページで、悪質な検索ウェブサイトの横にある「X」をクリックし、それらを削除する。
• ブラウザのツールバーの三本線のアイコンをクリックし、「設定」を選択し、「検索エンジンの管理」をクリックする。
  
• 新しい検索エンジンウィンドウで、悪質な検索ウェブサイトを削除する。

(任意で) あなたのブラウザ設定をリセットする。

未だPalikan.com ウイルスに関連した問題を経験している場合は、あなたのブラウザの設定を初期設定にリセットすべきである。

• Chromeのメニューボタンをクリックし（三本線のアイコン）、「設定」を選択する。
  
• 画面の一番下までスクロールし、「ブラウザの設定をリセットする」をクリックする。
  
• 確認ボックスで「リセット」ボタンをクリックする。
  

ブラウザの設定をリセットする事が不可能で、問題が継続する場合は、アンチマルウェアプログラムであなたのシステムをスキャンすべきである。

Top Firefox からPalikan.com ウイルス を駆除する方法 :

• Mozilla ウィンドウの右上にあるメニューボタンをクリックし、「アドオン」を選択する（または、キーボードでCtrl+Shift+A を押す）。
  
• 拡張機能とアドオンのリストに目を通し、Palikan.com ウイルス に関連したもの、またはあなたが認識できないものを全て削除する。認識できない拡張機能があり、それがMozilla、Google、Microsoft、Oracle、またはAdobe によって作成されたものでなければ、恐らくそれは必要とされないだろう。
  
• もしあなたのホームページが変更されていたら、右上コーナーのFirefoxメニューをクリックし、「環境設定」から「一般」を選択する。使用したいURLをホームページのフィールドに入れ、 「初期設定に戻す」をクリックする。
  

(任意で) あなたのブラウザ設定をリセットする。

未だPalikan.com ウイルスに関連した問題を経験している場合は、あなたのブラウザの設定を初期設定にリセットすべきである。

• Mozilla Firefox ウィンドウの右上にあるメニューボタンをクリックする。「ヘルプ」ボタンをクリックする。
  
• ヘルプのメニューから「トラブルシューティング情報」を選択する。
  
• 「Firefoxをリセット」ボタンをクリックする。
  
• 確認ボックスで「Firefoxをリセット」ボタンをクリックする。Mozilla Firefoxブラウザが閉じ、設定が初期化する。
  

（オプション）古いバージョン：

• アドレスバーに“about:config” を入力し、Enterを押す。そうすると設定のページが開く。
  
• 検索ボックスに “Keyword.url” と入力する。右クリックでリセットする。
  
• 検索ボックスに “browser.search.defaultengine” と入力する。右クリックでリセットする。
• 検索ボックスに “browser.search.selectedengine” と入力する。右クリックでリセットする。
• 検索ボックスに “browser.startup.homepage” と入力する。右クリックでリセットする。
• “browser.newtab.url”を検索する。右クリックでリセットする。この様にすることで、新しいタブを開く度にその検索ページが起動しない。
• もしその設定が元に戻って、アンチマルウェアプログラムでのスキャンで問題が見つからなければ、Firefoxを閉じ、ファイルエクスプローラーを開き、検索バーに%AppData% と入力する。検索ボックスにuser.js と入力する。もしこのファイルが既に存在していた場合、ファイル名を変更し、Firefoxを再び起動する。以上のステップを繰り返す必要がある。
  

問題が継続する場合は、悪質なエントリーを見極めるために、あなたのシステムをアンチマルウェアプログラムでスキャンすべきである。

Top Internet Explorer（旧バージョン）からPalikan.com ウイルス を駆除する方法 :

• 検索ボックスの右側にある矢印をクリックする。
• 「検索プロバイダーの管理」をクリックする。
• Palikan.com ウイルス をリストから削除する。

Internet Explorer11からのPalikan.com ウイルスの駆除方法:

• 「設定」のアイコン（右上）をクリックし、「アドオンの管理」を選択する。
  
• 「ツールバーと拡張機能」に目を通す。Palikan.com ウイルス に関連しているもの全てと、見慣れないアイテムで、Google、Microsoft、Yahoo、Oracle、またはAdobeによって作成されていないものを、全て削除する。
  
• 「検索プロバイダー」を選択する。
  
• もしどのプロバイダーも見つからなければ、スクリーンの下にある「追加の検索プロバイダーを検索」を使用し、Googleをインストールする。
  
• オプションを閉じる。
• もしあなたのホームページが変更されていたら、Internet Explorerのメニューを開くために、右上コーナーにある歯車のアイコンをクリックし、「インターネットオプション」を選択し、「一般」タブを選ぶ。好みのURLをホームページのフィールドに入れて、「適用」をクリックする。
  

(任意で) あなたのブラウザ設定をリセットする。

未だPalikan.com ウイルスに関連した問題を経験している場合は、あなたのブラウザの設定を初期設定にリセットすべきである。

• 歯車のアイコンから「インターネットオプション」を押す。
  
• 「詳細設定」を選択し、「リセット」ボタンをクリックする。
  
• 「個人設定を削除する」チェックボックスをオンにし、「リセット」ボタンをクリックする。
  
• 確認ボックスの「閉じる」をクリックし、ブラウザを閉じる。
  

ブラウザの設定をリセットする事が不可能で、問題が継続する場合は、アンチマルウェアプログラムであなたのシステムをスキャンすべきである。

Palikan.com ウイルスをMicrosoft Edgeから取り除く方法:

Top

• Microsoft Edgeを開いてメニューボタン(画面右上の3つのドット)をクリックし、[設定]を開きます。
  
• [設定]画面で[クリアしたいものをの選択]ボタンをクリックします。
• 削除したいものを全て選び[クリア]をクリックします。
  
• [スタート]を右クリックして[タスクマネージャ]を選択します。
  
• [プロセス]タブの中でMicrosoft Edgeを右クリックし、[詳細を見る]を選びます。
• 詳細のところでIn the Details look for entries named Microsoft Edgeという名前のエントリを探し、[タスクの終了]を選択してエントリを終了させます。
  

」と入力します。このステップを完了させれば Palikan.com ウイルス はお使いの Microsoft Edge ブラウザから取り除かれているはずです。

Top SafariからPalikan.com ウイルスを駆除する方法：

悪質な拡張機能を削除する。

• 画面の左上コーナーにあるSafari メニューをクリックする。「環境設定」を選択する。
  
• 「拡張機能」を選択し、Palikan.com ウイルス と他の疑わしい拡張機能をアンインストールする。
  
• もしあなたのホームページが変更されていたら、画面の左上コーナーにあるSafari メニューをクリックする。「環境設定」を選択し、「一般」を選ぶ。好みのURL をホームページのフィールドに入力する。
  

(任意で) あなたのブラウザ設定をリセットする。

未だPalikan.com ウイルスに関連した問題を経験している場合は、あなたのブラウザの設定を初期設定にリセットすべきである。

• 画面の左上コーナーにあるSafari メニューをクリックする。「Safariをリセット」を選択する。
  
• リセットしたいオプションを選択し（通常全てが予め選択されている）、「リセット」ボタンをクリックする。
  

もしブラウザ設定をリセットする事が不可能で、問題が継続する場合は、あなたのシステムをアンチマルウェアプログラムでスキャンすべきである。