Web CompanionはLavasoftが提供する無料ツールで、インターネットサーファーを悪意あるウェブサイトやデータ追跡、広告やフィッシング詐欺から保護するものとされている。2014年以降、Ad-Aware セキュリティツールバーに取って代わり、ユーザーの間ではかなり成功した域を築いている。この完璧な製品はあまりにも良い話であるように聞こえるが、その懸念の通りなのだ。約束された「安全なブラウジング」の代価として、クライアントや無知なユーザーは、悪質なインストール、ブラウザのハイジャック、広告、データの追跡などに直面しなければならない。
Web Companion quicklinks
- Web Companionとは
- Web Companionは何故危険なのか
- Web Companionはどうやってコンピュータに入り込むのか
- Web Companionを排除する方法
- Automatic Malware removal tools
- Ad Aware Web Companionの手動削除方法
(Win)
Note: Spyhunter trial provides detection of parasites and assists in their removal for free. limited trial available, Terms of use, Privacy Policy, Uninstall Instructions,
(Mac)
Note: Combo Cleaner trial provides detection of parasites and assists in their removal for free. limited trial available,
Adaware Web Companionはそれ自体がウイルス対策なのではなく、どちらかというと他のウイルス対策と連携して動作する追加製品だ。実際、信用性の高い多くのウイルス対策製品がWeb Companionを悪意あるものとしてマークしているが、LavasoftにはWeb Companionを勧めるAdaware Secure Search、Adaware Ad Block、Adaware Download Companionなどのような自社のセキュリティ製品がある故、脅威の検出が疑われることはなかった。
故意にもWeb Companionをシステム内に招き入れてしまたり、あるいは自発的にそうしてしまったがこの役立たずなソフトウェアにうんざりしてきたという場合には、この2-viruses.com チームが作成している記事を読み進めてい頂くことをお勧めする。招かれざるLavasoftの製品はすぐにでも取り除くべき理由と最も効率的な駆除方法をまとめている。
Web Companionとは
最初にはっきりさせておこう。Web Companionはウイルスではない。気づかれないうちにシステムに侵入するので、せいぜいPUP (潜在的に望ましくないプログラム)と考慮されるくらいだ。しかしこの「ウイルス対策補助」の機能の一部は、まともなセキュリティソフトウェアでは見られないものがある。その部分こそ注意しておくべき部分だ。
Web Companion Ad-Adwareは、Mozilla Firefox、Google Chrome、Internet Explorerという三大ブラウザ上で動作する。悪意あるウェブサイトのURLを検出することにおいては他のブラウザもサポートできるが、その他の機能は利用できない。基本的なインストールの実行ファイル名は「Lavasoft.AdAware.dll」で、「WebCompanion.exe」またはsimply Installer.exe」のときもある。インストール中、ツールはバックグラウンドで継続的に実行されるWindows Serviceを作成し、PCの再起動ごとに実行されるWindows レジストリポイントを作成する。
もっと一般的にインストールされているバージョンは1.1.922.1860で、通常Windows 7およびWindows 8 OSを使用するユーザーに影響を与える永続的なAvast ウイルス対策に付随する。米国のユーザーの約半数(48%)に、ドイツ (17%)、英国(5%)が少し後れて続く。4年以上経つ今もAd-awareは世界中のインターネットユーザーに広がっており、偽装した姿で隠れながらクライアントの恩恵を受けている。
実際、VirusTotalの分析では、最新バージョンのWeb Companionでもいくつかのウイルス対策では悪意あるものと確認されている。お使いのウイルス対策は正当な理由でそう示しているのだ。Even though the Lavasofはこれを、悪意あるファイルのフラグ設定やスパイウェア対策ツールの競争性が原因の思いがけない検出と説明しているが、Web Companionがマルウェアと非常によく似た動作をしているという事実は否定できない。
Web Companionは何故危険なのか
まず初めに、仮想インターネットセキュリティ提供ツールであるWeb Companionは、公式ウェブサイトにおいて古いHTTP 拡張機能を未だに使用している。これはほとんどのブラウザで、特にChromeは安全でないとマークされる。おそらくより安全な暗号化プロトコルに投資できるほどの資金を持たない無料プログラムだからだろう。しかしHTTPS 証明は昔ほど高価なものではなく、近いういちに要件ではなく標準となるだろう。 (詳細は HTTP vs HTTPS 違い)を参照。これによりThat drops the first shade on Lavasoft社の製品の最初の暗闇が落とされる。
Web Companionのユーザーが気づくもうひとつの問題はブラウザのハイジャックだ。インストールされると、Web CompanionはウェブサービスプロバイダをBingに変更する。これを拒否する自由はほとんどないのだが、もしもそれを回避することができたとしても、その設定を変更するよう3回以上尋ねられる。そして望ましくないプログラムがあらゆるテクニックを駆使して、おそらくLavasoftのスポンサーであるBingをインストールさせようとしていることを確信するだろう。
興味深いことに、LavasoftはかつてWeb CompanionにおいてKomodia SSL Digesterを使用していたことがわかっている。Superfish scandalの元凶であったのと同じ機能だ。このソフトウェアはブラウザを部分的に脆弱にすることが可能なウェブ認証にサインインしてブラウザのセキュリティを打ち破り、暗号化されたウェブサイトを読み取って広告などを挿入することができる。
しかし最大の論争は、Lavasoftのポリシーにはこの会社がユーザーに関する「非個人的な」データをサードパーティに提供する権利を有し、公開した情報は機密なものではないと見なされるために記録および共有されることもあると示していることだ。あなたをスパイウェアから保護すべき製品としては予期せぬ不適切な行為である一方、このテクニックは広告から収益を上げるのに役立っている。このおかげでLavasoftが無料なのだ。不明瞭なAvast Secure Browserと非常によく似ているようである。
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EULA(エンドユーザー向け使用許諾書)を詳しく読むと、Lavasoftはユーザーのオペレーティングシステム(バージョン、リリース、ビットアーキテクチャなど)、インストールされたアプリケーション(表示名、バージョン、インストールソースとロケーション)、Windows上で実行されているIPよびサービスに関するデータを収集することが述べられている。煩わしいBing 検索エンジンによるハッキングとも相まって、Web Companionはあなたのコンピュータにとどまるべきではなく、利益よりも害を多くもたらすという結論に最終的なポイントを置くべきだ。
Web Companionはどうやってコンピュータに入り込むのか
Lavasoft社の公式ページに記載されている通り、安全なブラウジングの保証を得て仮想脅威の侵入から身を守ろうと考え、自分でWeb Companion 製品をインストールしたユーザーもいるかもしれません。しかしこの記事を見つけて解決策を探しているということは、あなたはこのような製品を取り入れた覚えが全くなく、あなたの同意を求めることすらなくWeb Companionがインストールされた可能性が最も高いと考えられる。
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真実を言えば、このような無料のプログラムは他のソフトウェアのインストールと一緒に広がるのである。このよく使われる分布手段はバンドリングと呼ばれる。フリーウェアのディベロッパには、ソフトウェアのベンダーがどのように製品をセットアップするか、およびWeb Companionをインストールするかの別途の許可を求めるかどうかについて力を持っていない。ディストリビューターを完全に信用するのではなく、新しいインストールのセットアップ時に常に十分な注意を払うことはユーザー自身の責任なのである。
信頼性を維持するために、Lavasoftは権威のある流通ベンダーとのみ提携しようとした。しかしセキュリティプログラムがこのようなやり方でコンピュータに侵入しなければならないという事実は警告を発生させる。したがって何かをインストールする前には必ず時間を割いて、セットアップ内でオプション/追加プログラムのチェックを外す必要がある。またソフトウェアのダウンロードはサードパーティのディストリビューターではなく、正規の公式サイトから行うようにしよう。
Web Companionを排除する方法
統計によるとWeb Companionをアンインストールした人は19%のみで、このツールが実際にどれほど疑わしいものかを知った上ではかなり疑い深い事実だ。悪意あるサイトの追加検出を提供するが、個人情報を危険にさらすほどの価値はない。ほとんどのウイルス対策プログラムは十分に洗練されたものであり随時更新されたデータベースを持ち合わせているから特にだ。
Web Companionの良い点は、アンインストールのボタンが付いているのでコントロールパネルの[プログラム]セクションから簡単に取り除くことができる点だ。次に考慮すべきなのは、先にも述べた通りWeb CompanionがBingの検索エンジンを伴うこと。これにも対処する必要がある。それだけではなく、プログラムはソフトウェアのバンドルでもたらされるため、他にも取り除くべきPUPが潜んでいる可能性があることも忘れてはならない。
一番簡単な方法は、Spyhunter、 Reimage、 Malwarebytes、またはリストに記載されている他の製品といった自動マルウェア削除ツールを使う方法だ。その行動に基づいて脅威や望ましくないプログラムを検出するのに非常に役立つので、PCをクリーンにする際に見落としがある場合にも、ウイルス駆除プログラムが全ての処理を行ってくれるので心配いらない。
Automatic Malware removal tools
(Win)
Note: Spyhunter trial provides detection of parasites and assists in their removal for free. limited trial available, Terms of use, Privacy Policy, Uninstall Instructions,
(Mac)
Note: Combo Cleaner trial provides detection of parasites and assists in their removal for free. limited trial available,
さらにSpyhunter、Reimage、またはその他のソフトウェアをダウンロード・インストールする際に何か問題が生じるようであれば、それはWeb Companionが原因かもしれない。そのときには以下のガイドに従って手動の操作で削除する必要がある。駆除のステップをすべて完了させた後も何か問題を抱える場合には、このPUPが変更した可能性のある他に考えられる設定を確認してみよう。
Ad Aware Web Companionの手動削除方法
Windowsコントロールパネルを使用してWeb Companion を駆除する方法:
Ad Aware のようなハイジャッカーやアドウェアの多くは、通常のWindowsのプログラムの様なコンポーネントや、追加のソフトウェアをインストールする。マルウェアのこの部分に関しては、コントロールパネルからアンインストールされる事ができる。その手順は以下である。
- 「スタート」から「コントロールパネル」を選択(旧Windows)、またはWindowsロゴキーから検索へ行き、コントロールパネルと入力する(Windows 8)
- 「プログラムのアンインストール」を選択する。
- プログラムのリストに目を通し、Web Companion に関連しているエントリーを選択する。 .
- 「アンインストール」または「削除」をクリックする。
- 多くの場合、アンチマルウェアプログラムは、関連したパラサイトを検出するのにより優れているので
Reimage、Spyhunter、そして Hitmanをインストールして、この感染に関係している可能性がある他のプログラムを見極める事をお勧めする。
ブラウザプラグインの中には、この方法で削除されないものもあるので、次の駆除ガイドも参照すべきである。
Ad Aware をあなたのブラウザから駆除する