Stopzillaは、長い事出回っているアンチマルウェアプログラムの1つだ。それはアメリカに本拠地を置くセキュリティソフト会社、IS3によって作成された。Stopzillaは常に賛否両論がある。
Stopzillaは比較的小型で、速度が速いアンチスパイウェアである。(アンチウイルス版も存在する)それは営利的なプログラムで、無料トライアルはスキャナーのみである。Stopzillaはとてもアグレッシブなスキャンアルゴリズムを持っており、誤検知が一回以上確認されている。しかし、マルウェアパラサイトの検出率は非常に良い。
それらのテストのために、我々はStopzillaのバージョン5.0を使用した。
Stopzillaの主な優位性は、プロセスを遮断するエンジンである。これにより、Stopzillaの実行可能ファイルが、他のセキュリティソリューションを無効にするマルウェアの攻撃から生き延びる事ができる。この効果はSpyHunterのインストーラー、そしてrkill(bleepingcomputerによって配給されている)に似ているが、それは外部のプログラムを必要としないこと、そしてインストーラーに限らないことから、エンドユーザーにとってはより都合が良い。このことにより、このアンチスパイウェアプログラムは、実行可能ファイルが起動後にだけ遮断される限り、感染が重症のシステム上でさえ実行できる。例えこの実行が無効化されても、Stopzillaは他の多くのアンチマルウェアプログラムより簡単にインストールと実行ができる。
以下が、Stopzillaの悪質なプロセス遮断エンジンを我々がテストした際のビデオデモである。
Stopzillaの検出率は、他の評判の良いアンチマルウェアプログラムに匹敵する。我々のテストによると、それはほとんどのrogueパラサイトを検出するが、どのプログラムそうであるように、新しく放たれたばかりのマルウェアには問題があるかもしれない。Stopzillaは感染しているものに完全なアクセスがあるので、ユーザーは自分でマルウェアを駆除するか、完全版を入手するかを選ぶ事ができる。
他のプログラムと同様、Stopzillaもいくつかのマイナス面がある。まず、上記に述べた誤検知の問題があり、それは過去に悪評をもたらした。最近のテストの時点では、我々はそれらが修正済みだと推測している。我々の研究によると、Stopzillaは詐欺ではないが、マルウェア検出アルゴリズムのアグレッシブな性質を考慮して、常識で考え、検出されたファイルを二重チェックすることを勧める。例えば、我々のテスト中に、それはESET NOD32の実行可能ファイルのような、他のアンチウイルスプログラムをウイルスとして検知した。後で検出されたアイテムを二重チェックし、馴染みのあるプログラムから来ているものをホワイトリストに入れることは重要である。
他の問題は、Stopzillaのデフォルトスキャンがフルスキャンという事だ。これは必ずしも問題では無いかと思われるが、それは比較的スピードが遅い。システムをより速くスキャンする方法がある。フルスキャンではなくまずクイックスキャンを選び、もし何も検出されなければ、後でフルスキャンをすることをお勧めする。
Stopzillaは総合的に見て、実行可能なウイルス駆除において役立つまともなアンチマルウェアプログラムである。しかし、公正なプログラムが誤って検出されるのを防ぐために、検出されたアイテムを二重チェックすることを推奨する。
Positive Sides of StopZilla
- プログラムのインストール中、そしてプログラムの起動中に、悪質なプロセスが遮断される。
- 高い検出率
Negative Sides of StopZilla
- 時々アグレッシブすぎることがあり、誤検知が出る。
- デフォルトのスキャンがフルシステムスキャンである。
Source: https://www.2-viruses.com/reviews/stopzilla